メール送信時におけるサブミッションポートとSMTP認証のご提供につきまして
ミームネットでは、「迷惑メール対策強化への取り組み」の一環といたしまして、2008年4月1日より、「25番ポートブロック」および、メール送信を受け付ける専用のポート(サブミッションポート)と送信者認証機能(SMTP認証)のご提供を開始いたします。ご利用にあたりましては、お客様のメールソフトにおいて、送信ポート番号の変更とSMTP認証の設定変更が必要となります。
SMTP認証の設定方法
SMTP認証設定に必要な情報は以下のとおりです。
個別の正しい設定を確認するにはメールコントロールパネルへログインしてください。
旧設定 | → | 現行設定 | |
---|---|---|---|
メールサーバ名 | mail.[ドメイン名] vc.[ドメイン名] vc.memenet.or.jp(×利用不可) |
mail.[ドメイン名] vc.[ドメイン名] |
|
ユーザ名 | [アカウント名]@[ドメイン名] [アカウント名]%[ドメイン名] [アカウント名のみ](×利用不可) |
[アカウント名]@[ドメイン名] | |
SMTP認証 | あり なし(×利用不可) |
あり | |
送信用ポート | 587 25(×利用不可) |
587 |
※ドメイン契約で送受信メールサーバをvc.memenet.or.jpにしている場合は受信も出来なくなりますので、
必ずmail.[ドメイン名]またはvc.[ドメイン名]へ変更してください。
※Windows Live メールで「サーバにメッセージのコピーを置く」を設定されている場合はサーバ名が変わることにより、
サーバにあるメールを再度受信してしまうことがございますので、ご注意ください。
代表的なメールソフトの設定方法
SMTP認証機能への対応を ミームネット が確認したメールソフトは以下のとおりです。
一覧のメールソフト名をクリックすると、該当のメールソフトでご利用いただくための設定変更手順のマニュアルをご覧いただくことができます。
- Windows Live メール [▼PDF]
- Outlook 2016 [▼PDF]
- Outlook 2013/2016(旧バージョン) [▼PDF]
- Outlook 2002/2007/2010
- OutlookExpress 5.5以降
- Thunderbird
- Becky! InternetMail
- macOS Mail
サブミッションポート(ポート587)とSMTP認証を使ったメール送信の仕組み
一般的に電子メールの送信には、メールの配送処理を行うSMTPと呼ばれるプロトコルが用いられ、ポート番号と呼ばれるサービスを識別
する番号は25番が使われます。このポートとは別に、お客様から送信されたメールを受け付ける専用のポート「サブミッションポート」とIDとパスワードで
認証を行う「送信者認証」と組み合わせることで、不正なメールの送信を減らします。
サブミッションポート(ポート587)と送信者認証機能(SMTP認証)導入のメリットにつきまして
メリット1
メール送信の際にお客様のアカウントとパスワードによる認証が行われますので、将来的には「送信者認証」を行わないメールの送信を許可 しないことで、本来のミームネットのお客様ではない第三者がなりすましによりメールを不正に送信することを未然に防ぐことが可能になります。これにより、 インターネットに流通する迷惑メールを減らすことができます。
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メリット2
メール型のウィルス(ワーム)は、お客様のパソコンの中に保存されているメールアドレスを探し出して勝手にメールを送信しつづけ感染を 広げようとします。また「25番ポートブロック」の実施により、お客様が意図せずにウィルス感染したメール送信してしまう心配がなくなります。
メリット3
プロバイダによりましては、迷惑メールを減らすための有効な対策として「25番ポートブロック」を実施するケースが一般化しつつありま す。このような環境下でも通常使用するポート(25番)ではなく「送信者認証」を行う別のポート(587番)を使い、セキュリティーに配慮した状態でメー ルを送信できるようになります。